保育園でモンテッソーリ教育
子どもとは、自らを成長・発達させる力を持って生まれてきます。生まれる前からお母さんの胎内で、生まれてからは身体の感覚を使って周りにある物をすべて吸収し、自らを成長発達させていきます。
ゆずりは保育園では、モンテッソーリ教育をしています。
私たちは、一人一人の発達のペースにあわせたお手伝いをします。保育室には、子どもの発達を援助する様々な教具、教材があり、子どものサイズで、本物、質感が良くて、魅力的な物ばかりです。
また、一日の中では活動時間によって、クラス分けが変わってきます。これはモンテッソーリ教育の「たて割り」で過ごすことが大切と言われているからです(「たて割り」とは、異年齢の集団になることです)。
「たて割り」の良さは5歳の子どもと3歳の子どもが一緒のクラスに入ることによって、5歳の子どもは、弟ができたようにやさしい気持ちになり、いろいろ教えてあげられるなどのメリットがたくさんあります。
そして、3歳の子どもはお兄さんが憧れの存在になったり、いろいろ真似をして多くのことを吸収していくようになります。
マリア・モンテッソーリ(1870~1952)
Maria Montessoriは、イタリアが生んだ最初の女性医師で精神医学者であり、又、偉大な教育者でした。
彼女は適切な環境と援助が与えられるならば子どもは自ら成長する存在であることを発見し、
世界の教育界に大きな影響を与えました。